朝、亮子君が、昨日松原で除雪機の死亡事故があったと報告、名前は発表されてないが事故のあった家はこれこれだとパソコンの画面で表示、地図と家の写真ではH君らしい、高齢者 と云うから間違いはない。松原の友人に確認したいが葬式にゆく気力もないし、ウイルス騒ぎで必要以外は集まるなの要請の中で、要注意の老人の私も動けば迷惑と云う人が多いかも知れないと、聞こえなかったことにした。
それでも私は働く、後ろを向いたら、そこで私の人生は終わりだと。しかし、ショベルでの除雪はところによるがタイヤがギリギリのところまで川べりに近寄る。この雪のように一度に多量に降雪があると家の周りの小川はすぐにいっぱいになる。勿論、2月の後半にもなると水温も上昇して 投入した雪もすぐ消えて流れてくれるのだが、 1月では水温が低すぎて溶けるよりたまる量が多くて小川がいっぱいになる。ギリギリまで川べりに近寄って雪を押し込まないと処理が出来ない、今年はその典型的な雪なのだ。従って老化した頭脳に極限の緊張を強いての作業、疲れることは想像の以上である。
雪国では除雪機はぜひとも持ちたい有力な機具である。ところが構造上回転部分が露出している危険な機械の一つ。小さな小板の集落でも2度も事故があった。死亡事故までは行かなかったが不注意に回転部に近づいての怪我あり、騒音で屋根の積雪が滑り始める音に気づかず下敷きになって死亡したの2件。今回の松原の事故の詳細は聞いていないが、除雪機での作業中だと聞いた。 先日、孤独死をしたS君の口癖が「大雪が降らなけりゃ、小板はエエー処ところで」だった。私も全く同感だが、物事には必ず裏側がある、毎日が雪との戦いだが、2月の10日をすぎると春の香りがただよって来る、そして2月の21日まで生き伸びれげ私の90歳まで生きるという目標を達成したことなる。 あと少し機械操作に気を付けて頑張ろうと思っている。
2021.1.14 見浦哲弥
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