それはどこだか判らないが、用事で街に出る度に立ち寄る小さな本屋、その店は私が関心を持っ本ばかりが並んでいた。月刊誌やサイエンスの小冊子から、専門誌。貧乏な私は立ち読みは出来ても安い本が買えれば御の字という夢の中のお店だった。
でも、3冊セットの専門書、欲しくても貧乏で買えない、専門書の立ち読みで理解ができる頭ではないし、それが連続して夢の中で繰り返す、最後に勇気を絞り出して注文したんだが代金をどうやって支払おうかと思案して目が覚めた。それが真に迫っていてね、とても夢だとは思えなかったんだ。私の貧乏は人生の最後までつきまとうらしい。
目が覚めたら貧乏は貧乏でも夢の中と違って何とか暮らして行ける有り難い生活、少しばかり安心したんだ。
しかし、ここ何年か夢の中の旅をしたことはなかった。先日の熱中症で脳神経が少しばかり傷ついたのかな?ともあれ貧乏な本読みが現実のような夢を見たと云う報告。
2018.8.13 見浦哲弥
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